イギリス王室は、2024年2月5日午後に、チャールズ国王ががんと診断されたと発表しました。
2023年に即位したばかりのチャールズ国王。
・がんのステージは?
・前立腺肥大症とはどんな症状なのか?
・がんと診断されるまでの経緯
など調べていきます。
チャールズ国王のがんのステージは!?
チャールズ国王、前立腺肥大症の治療中に癌が発覚。種類は明かされていないが今後は癌治療に専念し一部公務を延期するそうだ。
— みーな (@ProsperTheReiwa) February 6, 2024
思うのは「悠仁さままで揺るがせにしてはならない」の結論が如何に滑稽か。生身の人間には事故・病気のリスクがある。1人に賭けるなど何処が安定的な皇位継承策なのか。 pic.twitter.com/i3ZTWRKE14
チャールズ国王のがんのステージは、公表されていません。
ですが、公表したことや一部の公務を続けることからステージ1以内の早期がんであると予測します。
ニュースでは、このように報じています。
1月に前立腺肥大症のため治療を受けた際に病院側から懸念を示され、検査をした結果、わかったという。前立腺がんではないが、「現時点でこれ以上の詳細の公表は控える」としている。
引用元:朝日新聞デジタル
元々2024年1月に前立腺肥大症という病気で治療を受けていたそう。
病院側からの打診で早めに検査しています。
治療は、2024年2月5日より始めており、このようにチャールズ国王本人がコメントしています。
「治療に前向きに取り組み、一日も早く公務に復帰することを心待ちにしている」
引用元:朝日新聞デジタル
チャールズ国王は、75歳という高齢な年齢ですが、治療に前向きに取り組むとのことで、公務にも復帰するよう努力するとのことです。
今までイギリス王室では健康状態においてあまり公表してこなかったですが、今回公表した理由は次の通りです。
臆測を避けるため、また、がんを患っている世界中のすべてのひとに対する世間の理解の一助となることを願い、診断結果の公表を決めた
引用元:朝日新聞デジタル
憶測を避けるためということは、命に関わるステージ2以上の進行癌ではなく、公務にも復帰できそうだからということなのではないでしょうか。
チャールズ国王が治療中だった前立腺肥大症とは?
チャールズ国王は前立腺肥大の手術を受けられるとのこと。こう見えて実は歴代イギリス国王(男性)のなかですでに2番目の高齢者(最長寿はジョージ3世)ですのでね。ご成功をお祈り申しあげます! pic.twitter.com/UYsXzYnLMO
— 女王陛下 (@victoria1819) January 17, 2024
チャールズ国王が治療中だった「前立腺肥大症」とは、どのような病気なのでしょうか?
前立腺が歳をとるにつれてだんだんと大きくなり、尿道を圧迫して尿が出にくくなる病気を前立腺肥大症と言います。 通常の前立腺の大きさはクルミ大くらいで、これが肥大してくると鶏卵大以上になり、症状が進むと尿が全くでなくなる事もあります。
引用元:守口敬仁会病院HP
初期症状としては、
・トイレに行く回数が増える
・尿の勢いが弱くなる
進行すると、
・おしっこをするときに力む
・トイレに行く回数が非常に多くなった
その後、尿が全く出なくなるという怖い病気です。
原因としては、完全に分かっていないのですが、明らかな危険因子として、「加齢」があるようです。
チャールズ国王も2024年現在、75歳ですから当てはまりますね。
そして前立腺肥大症は、がん化するのでしょうか?
前立腺肥大から前立腺癌になることはありません。 ただし、前立腺肥大と前立腺癌が合併していることがありますので、排尿障害などが現れた場合は、専門医の診断を受け、早期に検査することが大切です。
引用元:守口敬仁会病院HP
前立腺肥大症がそのままがんになることはないが、前立腺がんを合併していることがあるとのことです。
ただ、チャールズ国王のがんは、前立腺がんではないとニュースに記載があったため、どこのがんかは、不明です。
チャールズ国王のがんの診断経緯は?
チャールズ国王に癌が見つかったらしいけど、エリザベス女王が長生きすぎたせいでもうお年なのは確かだよね💧
— 結ぶ (@s0LJFn5Offhm6vx) February 6, 2024
数年でまたお葬式、戴冠式〜ってなったら国民がどう思うか…..。数十年後ならまだしも数年単位でまたってなるくらいなら、生前退位した上皇様はやっぱり賢明な判断だったと改めて思う。 pic.twitter.com/8RYBCaxUeN
チャールズ国王ががんと診断された経緯をまとめました。
2024年1月26日 前立腺肥大症の治療のためにロンドン市内の病院に入院。
1月29日 退院・前立腺肥大症については術後の経過は良好と発表
2月2日 ロンドン市内の病院にがん患者の支援センターを立ち上げた
2月5日午後 チャールズ国王がんを公表・がん治療開始
「前立腺肥大症の術後の経過は良好」と発表してから、一週間後での「がん公表」ですので、国民は驚いたでしょうね。
そして、チャールズ国王は、3日間の入院だったのですね。
イギリスのトップの方なので、特別な処置が施され、早かったのかもしれませんが、一般的な前立腺肥大症の入院期間は5〜7日のようです。
入院期間は約5~7日間です。 入院翌日に手術を行い、血尿の程度を見て手術4日後を目安に尿道カテーテルを抜去、尿の勢いの検査を行い退院となります。 手術に必要な検査は遠方の方以外は全て入院前の外来診察時に行います。
引用元:坂泌尿器科病院
もしかすると、一週間以内で検査がわかるがんの部位もあるので、がんの検査入院だったのかもしれませんね。
チャールズ国王の公務は?
チャールズ皇太子が国王になったら、「カミラが王妃かよ?あの女が?」と思う方は結構いそうですな。。。 pic.twitter.com/rR5Wemb1p3
— 中井かんいち (@ichikawakon) September 8, 2022
チャールズ国王は、病院側からは公務を見送るよう勧告されたようですが、「国事関連や書類での公務」は続けるそうです。
チャールズ国王の妻のカミラ王妃は予定通り、公務を続けるようです。
カミラ王妃も76歳なので、無理せずこなしていただきたいですね。
アメリカにいる次男のヘンリー王子も近日中にお見舞いに来るそうですよ!
追記!2024年2月9日にアメリカからヘンリー王子がイギリスにきて、30分程度面会したそうです。少な過ぎですよね。関係は修復不可能なまでに悪そうですね。
まとめ
今回は、チャールズ国王のがんのステージや前立腺肥大症の詳細やがんと診断された経緯などをまとめました。
ご高齢ですが、がんと診断されても、すぐ公表し公務に対して前向きに頑張ろうという姿勢が伝わりますよ!
国王に即位したばかりですし、早く良くなって欲しいですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。