2024年2月6日に、日曜劇場さよならマエストロ主題歌のアイナ・ジ・エンド『宝者』 のMVが公開されましたね。
ドラマの家族愛を取り戻していく雰囲気とあっている、あたたかみがあり優しく心地よいMVでしたね。
手話も取り入れていて、より優しい印象でした。
歌っているアーティストは、「アイナ・ジ・エンド」で、曲名は「宝者」です。
この歌は、ドラマの書き下ろしということで、歌詞の意味を解釈していきます。
アイナ・ジ・エンドとは?
一緒に宝者きいてくれてありがとう#アイナLOCKS pic.twitter.com/wHCRoCpSCv
— アイナ・ジ・エンド (@aina_BiSH) January 16, 2024
日曜劇場さよならマエストロ主題歌を歌っているのは、「アイナ・ジ・エンド」さん。
大阪府出身。
天性のハスキーボイスと独自の表現力を持ち、2021 年に全曲作詞作曲の 1st アルバム『THE END』をリリースし、ソロ活動を本格始動。
引用元:アイナ・ジ・エンド公式HP
23年6月に惜しまれながらもBiSHを解散、現在はソロとして活動中。
アイナ・ジ・エンドさんが、Bishだった頃の2021年にソロデビューされているのですね!
そして、アイナ・ジ・エンドはミュージカル女優や映画での女優デビューもされています。
22年、日本初上演となるブロードウェイミュージカル「ジャニス」では主演のジャニス・ジョプリン役を務め、23年10月には岩井俊二監督 映画『キリエのうた』で映画初主演を務め、劇中で自ら歌う詞と曲も書き下ろし、役名“Kyrie”名義にてアルバム『DEBUT』をリリース。
引用元:アイナ・ジ・エンド公式HP
ダンスも踊れるということで、マルチな才能をお持ちの方なのですね!
アイナ・ジ・エンドさんは、2024年現在29歳です。
『宝者』は、ドラマの書き下ろしで
作詞作曲は、アイナ・ジ・エンドさん
編曲は、河野圭さん
が担当しています。
2023年の暮れにオファーを受けて、納期がタイトな上に要望も多く、デモ曲2曲提出するも、不採用で苦戦したと、アイナ・ジ・エンドさんご自身のラジオでお話されていました。
苦戦したおかげで、アイナ・ジ・エンド史上にないJ-POP、真っ直ぐ伝えられる曲が生まれたそうです。
そんな大変なオファーも、アイナ・ジ・エンドさんは「自分が成長できるチャンス!ありがたい日々の始まりだ」とお話されていて、MVにもある手話の「ありがとう」の重みは、アイナ・ジ・エンドさんの人柄や生き方が現れているからでてくるものなのでしょうね。
歌詞の意味を解釈する前に、さよならマエストロのあらすじを振り返ってみましょう。
アイナ・ジ・エンドの宝者が主題歌のさよならマエストロのあらすじは?
\✴︎🐲#HappyNewYear2024 🐲✴︎/
— 【公式】さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~《日曜劇場》 (@maestro_tbs) January 1, 2024
マエストロから新年のご挨拶🎍
みなさまにとって
アパッシオナートで
素敵な1年になりますように🥳❤️🔥#さよならマエストロ#放送まで2週間#インスタには動画ver pic.twitter.com/nKqXWe6EGY
アイナ・ジ・エンドの宝者が主題歌の「さよならマエストロ」のあらすじを紹介します。
天才指揮者だったが“ある事件”で家族も音楽も失った父親と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘が地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し親子の絆と人生を再生させていくとびきりアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ!
世界的天才指揮者の彼が、なぜ愛する音楽の世界から退くことになったのか?
引用元:TBS公式HP
そして、5年ぶりの娘との再会。天才ゆえに娘の気持ちがわからない夏目が、父としてもう一度娘と向き合う中で、5年前から時間が止まってしまっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく・・・。
マエストロというのは、指揮者という意味なのですね。
アパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマということで、家族愛系のドラマですね。
毎週日曜日の家族団欒の時間を彩ってくれる、素敵なドラマになりそうですね。
見逃し配信もTVerとU-NEXTでやってますよ。
アイナ・ジ・エンド『宝者』 歌詞の意味を解釈!
【#Spotify】@SpotifyJP 公式プレイリストに
— アイナ・ジ・エンド Official (@aina_THEEND) February 7, 2024
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アイナ・ジ・エンドさんのタイトルの『宝者』 が決まる過程について、このようにラジオでお話しています。
“マエストロ”っていう言葉と、語呂合わせた何か他の単語で歌詞やってみようって思って、『宝物いいな…宝物。普通の“物”だとなんか幅が狭まるな~』と思って。『あ、“物”っていうことを変えてみようかなあ…『宝者』いいな! 』みたいに思って、そこから歌詞がどんどん広がっていって、今の形になりました。
引用元:TOKYO FM
アイナ・ジ・エンドさんは、『宝者』の曲作りに関して、編曲者である河野圭さんのおかげだとお話していました。
自分にとったら、毎日パソコンに向き合って、『あの素晴らしい情熱的な台本にはこの言葉はそぐわない』『もう自分はダメだ』『何もできない、あー…(寝落ち)』っていう日々が続いてたんですけど、河野さんのキーボードと一緒に歌ってメロを考えた瞬間に、パって浮かんだりしたんだよね。ほんと、河野さんのおかげでやり遂げられました!
引用元:TOKYO FM
期限がタイトな上に、2曲デモ曲不採用になったら、いくらポジティブなアイナ・ジ・エンドさんも落ち込んだようですね。
それでもやりきったアイナ・ジ・エンドさん、「宝者」について、このようにコメントしています。
強がっちゃう自分がいつもいるんですけど、 パって振り返ると、感謝でまみれているんですよね、私の人生は。
台本の中に出てくるキャストのみんなも、同じような人がたくさんいました。
そんな人間らしい一面をプッて切り取って、言葉やメロディーに乗せてみました。『さよならマエストロ』のドラマと一緒にね、楽しんでいただけたら嬉しいと思います!
引用元:TOKYO FM
また、他のインタビューではこのように答えています。
軽快なテンポで、自分史上今までにないほどまっすぐ歌うことを意識しました。
編曲はお世話になっている河野圭さんでストリングスがとても美しいです。
奇を衒わずしっかり心に届くことを、音色でも声色でも考えました。
ありがとうとさよなら。出会いと旅立ち。人はこれを繰り返して生きていくんだなぁと改めて自分も考えさせられました。そんなテーマで綴りました。“大切な宝者”を思い浮かべて聴いていただけたら幸せです。
引用元:音楽ナタリー
アイナ・ジ・エンドさんが『宝者』のテーマにしたのは、
ありがとうとさよなら。出会いと旅立ち。人はこれを繰り返して生きていく
でした。
ドラマの「さよならマエストロ」でも、親子の確執と再生を描いています。
不器用で、さようならをするけど、またありがとうに戻っていく。アイナ・ジ・エンドさんも、強がってしまうけど、振り返ると、感謝でまみれていると気づくと答えています。
そういう人間の不器用さ、愛や感謝を描いた曲のようです。
「宝者」の歌詞にも、
・ありがとう 温かいこころ 背中を撫でる 馴染みある そばにいてくれた
という、温かい感謝にあふれるような優しい歌詞もあれば、
・さよなら さすらい 猫 自信ない 宙に舞ってる 不甲斐ない 寂しい
と言った、切ないさみしいイメージがある歌詞が交互に繰り返し歌われています。
アイナ・ジ・エンドさんがテーマとしていること、そのもののように感じました。
まっすぐで素敵な歌詞ですよね。
アイナ・ジ・エンド『宝者』 のMVでの手話が意味することとは?
J-WAVE「THE EXPERIENCE」
— アイナ・ジ・エンド Official (@aina_THEEND) February 11, 2024
NOW ON AIR📻#亀田誠治 さんと空想ドライブ🚗
ご一緒にどうぞ🌹https://t.co/8hTLCql1iK@EXPERIENCE813@seiji_kameda#jwave#expe813#アイナジエンド pic.twitter.com/JBrKanUTEb
アイナ・ジ・エンド『宝者』 のMVでは、「手話」が取り入れられており、優しくあったかい雰囲気になっていました。
「宝者」の中で、感情の揺れ動く対照的な歌詞の繰り返しの中に、
・伝えたい 自由に歩いていく 行かなきゃ 届けにいかなきゃ
という行動する言葉が散りばめられているのも、印象的でした。
アイナ・ジ・エンドさんは、Bishだった頃、アイナ・ジ・エンドさんが作詞した曲「ハッピーエンドじゃなくても」で手話を取り入れています。
手話をMVで取り入れた理由を、アイナ・ジ・エンドさんは、このようにコメントしています。
視覚と聴覚、フル五感回転っていうか、普通の言葉で“ありがとう”って言う以外に、もっと伝えたいと思って手話っていう表現方法を選んだ
引用元:TOKYO FM
この曲の時も、手話をしたのは、「ありがとう」でした。
宝者の歌詞にもある「ありがとう」は、振り返って気付いた時に、全力でまっすぐに伝えなければならない思い、言葉であるということの表れということですね。
アイナ・ジ・エンドさんの素敵な人柄、心の綺麗さがあらわれていますよね。
アイナ・ジ・エンドの『宝者』の初生歌唱はいつ?
Mステ有難うございました
— アイナ・ジ・エンド (@aina_BiSH) February 9, 2024
新曲"宝者"歌わせていただきました。
初披露がMステで緊張しました😖🌱
バンドメンバーがいてよかったです
ぜひーー!
宝者をいっぱい聴いてくださいっhttps://t.co/SWrxpA6gPs pic.twitter.com/SZMW3XUNoI
アイナ・ジ・エンドさんの『宝者』の初生歌唱は、2024年2月9日のMステでした。
その後、2024年2月10日NHKのVenueにて、2度目の歌唱をしました。
「緊張しました」とお話されていましたが、とても堂々としていて独特な雰囲気のあるアーティストさんですね。
24年3月からはワンマンツアー“Grow The Sunset”を開催予定だそうです。
まとめ
今回は、アイナ・ジ・エンドさんの『宝者』の歌詞の意味を解釈したり、MVの手話の解説や生歌唱はいつだったのか、今後の予定をまとめました。
まだ29歳とは思えないほど、大人っぽく、考え方もしっかりされていて、素敵な方だなと感じました。
アイナ・ジ・エンドさんが大切にしている「ありがとうを伝える」ということは、気がつけば忘れてしまいがちなことなので、宝者を聴くたびに思い出して生きたいですね!
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。